父親との関係がビジネスに影を落とす?
目次
母親からもらえる自信と父親からもらえる自信の違いについて
あなたはご存じだったでしょうか?
実は「母親から褒められて得られる自信」と「父親から褒められて得られる自信」は種類が違います。
母親に認められたり、褒められたりすると「私(わたくし)の自信」が得られます。
これは家族や身内で通用する自信、よく知っている関係の中だけで通用する自信と言ってよいでしょう。
実は、父親に認められり、褒められたりすると「公(おおやけ)の自信」が得られるのです。
これは家族以外の他人、初対面の人、自分のことを知らない人、人前に出るときに通用する自信です。
「自分は成功してもよい」
「自分は多くの人に認められてもよい」
「自分は有名になってもよい」
「自分はお金持ちになってもよい」
「自分は世の中で活躍してもよい」
と思える自信です。
父親というのは本来、一家の大黒柱であり、家長であり、一国一城の主としての役割を担うものです。
権威のある父親から認められた子供は「公の自信」=「自分は一人前の大人として認められたので、世の中に出て活躍しても良い」という許可を得ることができます。
しかし、家庭内における父親の地位、扱いが低かった場合はどうなるでしょうか?
母親が父親をバカにしたり、蔑んだり、尊敬しない態度をとっていると、子供にとって父親は無価値な存在となってしまいます。
小さい子供にとっては母親が絶対に必要ですから、母親の言うことを正しいものとして受け入れてしまいます。
父親は母親の敵、どうでも良い存在、ダメな存在という定義になってしまうと、いくらその父親から褒められても権威がないので全くの無効となってしまうのです。
特に男の子は将来は、父親になることへの憧れが無くなり、将来的にはニート、結婚しないという方向に行きます。
女の子の場合は、将来、男性とうまくいかなくなったり、上司とウマが合わないことが起こります。
またビジネスで起業をすると、自分の情報を多くの人に発信したり、お客さんからお金をもらうことについて罪悪感が出てきます。「自分なんかがこんなことをやる資格がないんじゃないか?」という感覚です。そういうクライアントが私のところによく来ます。
先日、とあるコーチング協会で講師をやったとき、コーチの方から「父親との関係がビジネスに影を落とすということをコーチングで学びました。でも、私は父親とは仲は悪くはないし、父親のことは好きだし、話も普通にするんですよ。それでも、なぜかビジネスではうまくいっていません。父親が原因ではないと思うのですが、なぜなのでしょうか?」という質問をいただきました。
父親と仲が悪いわけではないけれど、自分に自信がない。
主体性が持てない。
お金が周らない。
ビジネスがうまくいかない
という人は、おそらく父親から「お前ならできる!」など自信をつけてもらえるような強い言葉をかけてもらったことがないはずです。
また、人生訓、教訓、人生哲学などを父親の人生経験、失敗談などをふまえて語ってもらったことがないはずです。
そういう私もそうでした。
では、どうやって父性を身に着ければよいのでしょうか??
父性を身に着けるにはどうすればいいのか?
父性のある男性(=権威のある人、心から尊敬する人)と関わることです。実の父親でなくても、父性のある男性と関われば、父性は得られるのです。
父性のある男性を分かりやすく言うと、金八先生や、GTOの鬼塚先生、ドラゴン桜の桜木先生みたいな男性です。
リーダーシップのある人、頼りになる人、人間的に強い人、智恵を与えてくれる人、人生の悩みの相談ができる人です。
関わるというのは、具体的には
・しばらくの間(半年ぐらい)定期的に会うこと
・1対1で自分のために本気の言葉をもらうということ
です。
「今のお前はこうした方がいい!」という真剣なアドバイスや、「お前ならできる!」など自分の話を聞いてくれて、自分のことをよく知ってくれた上でかけてもらう本気の言葉です。
個人的な悩みの相談にのってもらうことがポイントです。
父性のある男性としばらく関わっていると、自然と自信がついてきます。
頭が整理されて、人生が正しい方向に矯正されていきます。
主体的に生きる力が身についていきます。
もし、あなたの周りに父性のある男性がいない場合は、私が父親代わりとなりますので体験カウンセリングにお申し込みください。
あなたは次の10項目にいくつ当てはまっていますか?
1. 父親との関係が悪かった。母親から父親の悪口をさんざん聞かされてきた
2.父親から興味・関心をもって話しかけられたことがない。父親とまともな会話をしたことがない
3.小さい頃から、親よりも自分の方が大人だと思っていた
4. 「NO」と断ることができないため、理不尽な要求に従ってしまう
5.どうせ自分の気持ちなんて誰も分かってくれないと思っている
6.自分には価値がない、自分は必要のない存在だと思っている
7.頑張り過ぎ、やり過ぎとよく言われる。休むことができない。一体いつまでがんばればいいんだろうか?と思っている
8.ずっと溜め込んできた親への恐怖、怒り、恨み、罪悪感を解放したい
9.何が異常で、何が普通なのか?自分の意見や基準がないのでわからない
10.自分がお店に入ったり、列に並んだりした途端、なぜだか急に人が増える
「あっ!まさに私のことだ!」と思ったのではないでしょうか?
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