普通の家庭では、こんなに話を聞いてもらえるんだと思いました。メールを送ったらちゃんと返信があり、どんなことを言っても大丈夫という安心感がありました。いちばん大きかったのは、何を言っても両親や自分の周りの人みたいに否定されないということでした。
４０代女性（山口）（電話カウンセリング１５回）
（どんな症状でお困りでしたか？）
幼少時に両親が離婚し、母親がおらず、思春期に親が再婚したため、母性も父性もない家庭で育った。
本当はさびしいのにその感情を我慢していた。見捨てられ不安が強く、その不安を誰に訴えてもわかってもらえない。
ずっと体調が悪く、頭痛・貧血・腹痛・生理痛などが同時に起こって、1箱60錠入りの頭痛薬が手放せず、それが1か月持たなかった。
また、人前では明るく振舞っていたが、家に帰るとヒステリックになり、泣き叫ぶということが多々あった。
1か月のうち、気分と体調がいい日が1週間あればマシなほうだった。
男性になぜか嫌な目に合わされることが多かった。1年前に同棲していた彼氏に浮気同然で別れを告げられた時、本当は怒っているのに怒りを出せなかった。
これは、昔からそうで、嫌と言っても聞き入れてもらえかった。また、自分の言いたいことが言えないことが多かった。
（その症状に対して、今までどのように対処してきましたか？）
心療内科・精神科・婦人科に通ったり、他のセラピーを受けたり、自己啓発本を読んだりしていた。ときどきは、もうどうにもならないと死にたくなったり、あきらめたりしていた。
（当院に来る前に、どのような期待や不安がありましたか？）
彼にこっぴどく振られ、そのときの恐怖があったので、男性に受けても大丈夫なのだろうか？いままで、どこに行っても変わらなかったので、今度もそうなんじゃないかと思ってました。
（実際に当院のカウンセリングを受けてみてどうでしたか？）
1回目の最初から、「よく頑張って生きてきました」と承認される言葉をかけられて自然と涙が出てきた。
そして、そのときのカウンセリングで安心感を感じたので、10回コースで続けることを決めました。
大堀先生から、「（安心感をかじるのは）僕が安心してるから」と言われ、それが回を重ねるごとに実感でき、安心感というのは安心してる人からしかもらえないものなんだ～と思った。
結局15回ぐらい受けてやっと、自分がトラブルにあうのは、それ自体が親への試し行為だったと気づき、大堀先生に過去のやり直しをしてもらって、ようやく解放できてきました。
カウンセリング中は、これまで我慢してきた涙が自然と出てきて、何回泣いたんだろう？と思うくらい泣きました。
普通の家庭では、こんなに話を聞いてもらえるんだと思いました。メールを送ったらちゃんと返信があり、どんなことを言っても大丈夫という安心感がありました。
いちばん大きかったのは、何を言っても両親や自分の周りの人みたいに否定されないということでした。
また、大堀先生に対して、すねたチャイルドが出てきたり、私の場合、母性もないので女性カウンセラーさんと同時進行でカウンセリングを受けていたら、その女性カウンセラーに嫉妬するチャイルドが出てきたりして、おもしろかったです。
こんなに喜怒哀楽を出すカウンセリングはほかにないんじゃないでしょうか？
感情解放すると、その下にある感情が出てきて、私は感情を出してるつもりだったけど、こんなにまだ感情を感じていたんだと思いました。
1か月持たなかった頭痛薬も、いまは、ほとんどいらなくなりました。
また、自分でも気づかないうちに言いたいことが言えていて、あとで気付いて「あれ？」と思ったりすることが増えました。
（他の医療機関や治療院と比べて何が違いましたか？）
薬を出すだけ、話を聞くだけ、自分本位のセラピーをするだけというところが多かったが、大堀先生は私に寄り添ってくださり、言ってほしい言葉を的確に言ってもらたり、ただ話を聞くだけではなく、わからないことに対しては説明してもらえるなど、常に私のことを考えてくださっていた。
（どんな人にお勧めしたいですか？）
自分に原因があるとは思っているけれど、何をやっても変われない人。自分が嫌いな人。自己批判・他者批判をしてしまい、それに罪悪感を感じている人。私の場合、自分をほめても、それをまた否定していたので、大堀先生に褒め言葉の音声ファイルをつくって頂きました。その音声は、いまも目覚ましに使っています。
大堀先生、約10か月間、お世話になりました。大堀先生に出会わなかったら、ここまで体調もよくならなかったと思います。
