父性を取り入れることでの安心感は母性とはまた違ったものであるし、社会に出る上では無くてはならないものなんだと感じました。
121．３０代女性（東京都）カウンセリング６回コース
（どんな症状でお困りでしたか？）
とにかく“生き辛い”という感じでした。小学生1年生から人間関係が非常に苦痛と感じるようになり、この頃から既に“消えたい”気持ちで覆われてしまうことが多々ありました。うまくいかない友達付き合いへの恐怖、不安、苦痛などから、人間関係はもちろん、勉強や将来についても向き合う気力もなく全てにおいて無気力でした。特に生き辛さが顕著になったのが、親元を離れ一人暮らを始めた大学生の時からです。親元を離れて初めて私の家族が変だということに気づいたのです。それからは、特に親を恨み無意識に常に怒りを抱えるようになりました。そして気づけば、人から嫌われるようになり、人付き合いを避けるようになり、コミュニケーションの方法がわからなくなる等の悪循環になり、その結果毎日のように強烈な“消えたい“ ”死にたい”気持ちでいっぱいでした。そして社会人になり、転職を繰り返し3社目で入社間もない時期に休職する自体になりました。このままの自分ではもう生きていけない、仮に一時的に良くなっても今後このようなことが繰り返されるだろうと思い、もう死ぬしかないのではないかと悩んでいました。
（その症状・お悩みに対して、今までどのように対処してきましたか？）
数少ない友達に相談したり話を聞いてもらうことをしていましたが、共感されることはあっても本当の私の辛さ苦しさは理解されないということが分かったので、それからは殻に閉じこもって一人で過ごし、現実逃避をしてこの苦痛な時が柔らぐのを待つということをしていました。もしくは一人が耐えられそうになかったら、厚労省がやっているフリーダイヤルの電話相談にかけて、辛い気持ちを聞いてもらいました。
（カウンセリングを受ける前に、どのような期待や不安がありましたか？）
大学の時に一人のカウンセラーさん、社会人になってから一人のカウンセラーさんと、アダルトチルドレン専門医師のカウンセラーを受けたことがありました。その時に、カウンセラーさんに対しては、話を聞いてもらえるのは有り難いが何の解決にもならないと感じました。専門医師に対しては、根本原因に目を向けずに現状にだけ目を向けて直近の行動を治して人間関係が上手くいくようにしようという進め方だったので、無理矢理な感じがしていつか魔が差した時に昔のような良くない行動を繰り返してしまうのではないかと感じていました。この経験から、結局は自分のことなんて他人には分かってもらえないし、この辛さは一生抱えて生きていくしかないんだと半ば諦めるようになっていました。なので、大堀先生もまた似たような感じで根本改善はしないのではないかと不安でした。その反面、アダルトチルドレン専門のカウンセラーであって、かつ、初めて見る“父性”という言葉に強く興味を持ち、今までのカウンセラーとは違う観点だし、この先生は今までとは違うかもしれないと期待が持てました。
（実際にカウンセリングを受けてみてどうでしたか？）
本当に本当にお世辞抜きで感動しました！私が求めてたのはコレだよー！という感じでした。心を落ち着かせたり、トラウマや恐怖、不安などの感情の取り去り方などをきちんとテクニックを用いて教えていただくことで、スピリチュアル的なことに抵抗感がある私はスッと入ってきやすかったです。スピリチュアル的なことだけを押し通してくるカウンセラーではないのだなと安心したのを覚えています(笑)また、自宅でも大堀先生が提供して下さるカウンセリングの動画を学べたり、大堀先生がいつでもメールで質問の返答をくださるのは本当に心強く安心して過ごせました。本当に素晴らしいカウンセリングで、大堀先生は命の恩人と思っています。大堀先生と出会えて心の底から感謝します。
（他の医療機関やカウンセリングやセラピーと比べて何が違いましたか？）
父性の専門科と名乗られているだけあって、お父さんの役割をしていただくことの重要性を強く強く感じました。母性については自分でも考えたことがありますし、世間のカウンセラーさんも考えている方が多いと思うのですが、“父性”をキーワードとしている方は私は見たことがなく、父性を取り入れることでの安心感は母性とはまた違ったものであるし、社会に出る上では無くてはならないものなんだと感じました。そして今までの悪い考え方を取り去り、父性を用いて新しい良い考え方をインストールしてもらえることも新しく感じました。また、きちんと過去に遡って原因を一緒に探し、その時のトラウマだったりを無くすテクニックや知識をきちんと教えて頂けるので、今後繰り返してしまうということが無くなりますし、カウンセリングが終わっても自分一人で安心安定して生きていくことが可能になりますので、その場限り楽になる、癒されるカウンセリングとは全く違うと思いました。
（どんな人にお勧めしたいですか？）
“アダルトチルドレン”というワードにたどり着いた方と、特に父親との関係が無かったもしくは希薄だった方には特に強くお勧めしたいです。原因不明の“生き辛い”や“消えたい”などの恐怖に苛まれてしまう方にもお勧めしたいです。
また、アダルトチルドレンでなくても、これから父親になる人、既に小さい子どもの父親である人には心から勧めたいです。父性を与えられた子どもと与えられなかった子どもでは、180度人生が変わるといっても過言ではないと感じました。
余談ですが、私はカウンセリングに通っている時に一度操体もやっていただいたことがありました。その時期は、精神的に落ち込み切っており寝込んでいたので、そのせいで体力もかなり低下している状態で、体の調子が頗る悪く、酷い首懲りや吐き気、数分すらも立っていられないという最悪な状態でした。しかし、大堀先生に操体をやって頂いた瞬間から、体が楽になり首懲りや吐き気がなくなり電車で立つことも問題なくなり、家事も元気にこなせるようになりました。精神的に落ち込み切っているといずれは体調の方も崩してしまうと思うので、お金と時間に余裕のある方は是非カウンセリングと同時に操体もやっていただくと回復スピードがかなり増すと思います。
